2022年4月14日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された、「病を遠ざける30秒血管ケア」のやり方と効果をご紹介します。
今日の取説テーマは「血管」!脳の老化が遅く心筋梗塞になりにくいという民族、チネマの方々は最新研究で血管が極めて柔らかいことが判明したそうです。血管が柔らかければ病気のリスクを減らすだけでなくアンチエイジング効果も期待できるのです。
番組では、ずぼらな人でも続けられる「血管のばし」のやり方や健康効果を教えていただきました。
あしたが変わるトリセツショー「血管の取説」
健康で若々しくいるための血管のヒミツ
血管とは、全身にはりまぐらされ、酸素や栄養など様々なものを運びます。
その長さはおよそ10万キロメートル、地球2周半とも言われています。
南米ボリビアには、超健康な民族「チマネ」の人々が住んでいます。
彼らは脳の老化が70%も遅く、心筋梗塞になりにくい丈夫な心臓を持ち、高血圧や高コレステロールに悩む人もほとんどいないのだそう。
推定年齢100歳以上の女性も元気そのもの。
なぜ彼らは健康でいられるのでしょうか?
進化医学の専門家、マイケル・ガーヴェン教授の研究によると、75~84歳の年代のアメリカ人51%の人が血管が固かったのに対し、チマネの人たちでは、たったの8%しか血管が固くなかったとのこと。
健康のヒミツは、柔らかな血管にあるのです。
日本人も40代以降は血管が固くなる=血管年齢が高くなる人が増えてきます。
血管が固くなると脳梗塞や心筋梗塞など深刻な病の原因となってしまうので、注意が必要。
つまり、血管を柔らかく保つことが健康のカギとなるのですね。
血管年齢は見た目の若さに関係あり!?
血管年齢の若さは、実は見た目の若さにも関わってきます。
番組の検証でも、若く見えるグループよりも、老けて見えるグループは皆さん6歳分血管が固いと言われてしまいました。
ではなぜ、血管がかたいと老けて見えるのでしょうか。
実は、血管が固いとその先にある毛細血管が壊れやすくなります。
・脳の毛細血管が壊れると認知症にもなりやすくなる。
若々しい見た目でいるためには、毛細血管を減らさず、太い血管を健康に柔らかく保つことが大切ですね。
自宅で出来る!自分の血管の固さを知る方法
自宅で簡単にできる、病気のリスクが高い血管の硬さを知る方法です。
血圧計で自身の血圧を測定した時に最高血圧と最低血圧が表示されますが、これを引き算します。
例えば、最高血圧120/最低血圧75 の場合、
120-75=45
この場合は45となりますが、この数値が70以上となってしまうと、かなり血管が硬いと考えられます。
血圧の測定方法にも注意点があり、測る時間やその時の体調によって数値がばらつくことがあります。
家で正しく測るには、
・座って1~2分安静にしてから
・30秒以上おいて2回目を計測する
2回測ることで、より正確な数値を算出することができます。
1回目と2回目の差の平均値を出し、その数値が70以上の人は固くなっているサインです。
ずぼらでもできるストレッチ!血管伸ばし
固くなってしまった血管を柔らかくするには、「血管伸ばし」が効果的。
太ももやふくらはぎなど、太い血管が通っているところを伸ばすストレッチです。
NO(一酸化窒素)という物質には筋肉の緊張を解く作用があり、血流がよくなるとそのNOが出て血管を柔らかく保ってくれます。
ストレッチには効率よくNOを出す効果が期待できます。
ストレッチは全部で5種類!
朝と夜の2回、両足2回30秒ずつ伸ばしてください。
※画像引用「NHK明日が変わるトリセツショー 血管の取説」
- 片足を前に出す。
- ひざに両手をそえる。
- しっかり体重をかける。
- 正座をして両手を前につく。
- 片足を後ろに伸ばす。
- 両足を伸ばして座る。
- 両手を後ろにつく。
- 片足を後ろに曲げる。
- 片足を前に出す。
- ひざに両手をそえる。
- しっかり前に体重をかける。
- 仰向けに寝る。
- 片足を抱える。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
トリセツショーで話題の30秒で出来る血管ケアについてご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
あしたが変わるトリセツショー(2022/4/14)
放送局:NHK
木曜よる 19:30時~
出演者:石原さとみ、濱田マリ、山路和弘、平野ノラ、バービー、塚地武雅、鈴木拓 他
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QRコードが早く消える この文書だけでは分からない 図や動画でないと
全く同感です。
スマホを立ち上げ、画面に接近したが、時既に遅し。