【トリセツショー】にんにく水のレシピ。年末年始に使える食材のトリセツ（12月18日）

作美雪（さくみゆき）

2025年12月18日のNHK『あしたが変わるトリセツショー』で放送された、「にんにく水」のレシピ・作り方をご紹介します。

きょうのテーマは年末年始に大放出！食の美味健康ワザ蔵出しSPです。

「お手軽食材で華やかなおもてなし料理」に「余りがち食材で作る万能調味料」など、新年を楽しく健康に迎えるワザ満載♪

※画像出典元：あしたが変わるトリセツショー

ニンニクの取り扱い説明書

にんにくの一大産地、青森県田子町の町民の皆さんのにんにくの食べ方を見ると、カレー、クラムチャウダー、豚汁など、水を使う料理がたくさん！

これらの料理に にんにくを使うと「うまみが増す」「味が決まる」と言います。

にんにくをつけたお湯の何がうまみを増しているのか？トリセツショーではにんにくを90度以上のお湯に10分間つけ、そのお湯に含まれる成分を分析しました。

すると、アリインという物質が突出して多く見つかりました。
（アミノ酸分析：アセラ）

アリインはコク味物質と呼ばれ、少量を料理に入れると料理の味や香りをほとんど邪魔することなく、うまみとコクを増強することが研究でわかっています。

にんにくを料理に入れたときに“うまみが増した”と感じるのは、アリインの効果である可能性があります。

アリインは、にんにくの独特の香りのもととなる物質です。

にんにくの細胞が傷つくと、アリインがアリイナーゼと呼ばれる酵素と反応し、アリシンという香り物質に変化します。

したがって、「みじん切り」や「すりおろし」など、にんにくの細胞を傷つけすぎる切り方をしてしまうと、アリインを料理に生かすことはほとんどできません。

そこで、アリインを料理に生かすためには、にんにくスライスをお湯に入れることがオススメ！

スライスは、他の切り方と違ってアリインを含む細胞の多くが無傷で残っています。

トリセツでは、アリインのうまみ・コクアップ効果を簡単に楽しめる調味液「にんにく水」を開発しました。

作り方は簡単！沸騰したお湯500ｍＬに、にんにくスライス２枚（３ｇ）を入れて、５分待ったら完成！

これを料理に使うだけで、うまみ・コクがアップします。

｢にんにく水で作ったみそ汁」と「みそと水だけで作ったみそ汁」を、官能評価で比較してみると、にんにく水で作ったものは「余韻」「広がり」「うまみ」が高いという結果になりました。

にんにく水（汁物用）のレシピ

にんにくのコク成分“アリイン”を抽出したにんにく水の作り方です。みそ汁やポトフなど、汁物料理のベースに使えます。

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にんにく水（炒め物・卵料理用）のレシピ

にんにくのコク成分“アリイン”を抽出したにんにく水の作り方です。
　
野菜炒めなどの炒め物の旨みやコクをUPしてくれます♪

にんにく水カラメルさつまいもサラダ

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