【トリセツショー】血圧のトリセツ＆高血圧改善ヨガのやり方まとめ。世界が注目する新トリセツ技！（11月9日）

2023年11月9日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された、「血圧のトリセツ（取扱説明書）」をご紹介します。

高血圧の人もそうでない人も気をつけるべき血圧の新しい見方や、専門家と開発した高血圧＆血圧リスクに効果が期待できるトリセツ技、高血圧予防に大事なポイントなど、血圧が気になる方必見の情報満載♪

※画像出典元：あしたが変わるトリセツショー

トリセツ流！血圧リスク＆高血圧改善ワザ

高血圧だけじゃない！血圧のばらつきにも要注意

高血圧は脳卒中や心筋梗塞、認知症など深刻な病につながるリスクになることが知られていますが、近年では高血圧だけではなく新しい血圧の見方が注目を集めています。

それが、血圧のばらつきです。

毎日測った血圧(上)の高いときと低いときの差が大きいと、脳卒中での死亡リスクや認知機能低下などのリスクがあるとわかってきました。

血圧がばらつく理由の1つは交感神経にあります。

通常、血圧は交感神経によって調整されています。

運動するなど体を活発に動かすときには、血管を収縮させて酸素などを体中に運びやすくし、体を休ませるときには血管を拡張させて緊張を解きます。

ですがストレスや睡眠不足、飲酒喫煙、運動不足などがあると、交感神経が暴走してしまうのです。

休むべきタイミングでも血管を収縮させてしまい、血圧が急上昇、血管に急激な負担がかかる可能性があるのだそう。

交感神経を穏やかにする血圧安定ヨガ

高血圧や血圧のばらつきに有効なのが、交感神経を穏やかにするヨガの深い呼吸です。

1日10分の簡単トリセツ流メソッドで、健康な体を手に入れましょう！

ヨガをしていて頭がクラクラした場合は、中止してください。

ウォーミングアップ

ワニの姿勢ヨガ

ハチの呼吸ヨガ

世界が大注目！血圧上昇の意外な理由

血圧を上昇させる理由として最近注目されているのが、室温です。

寒いと血管が収縮して、血圧が上昇します。

室温が1度下がると血圧が1ミリ上がってしまう(80歳の場合)という研究もあるので家を暖かくすることが大切です。

WHOでは血圧対策として｢室温｣を18度以上にすることを推奨していますが、日本の多くの家が18度を下回っているのが実情です。

要注意なのが「室温が低くても厚着をすればいいのでは？」という考えです。

厚着をたくさんして快適だと思っても、血圧の上昇は抑えきれないことがわかっています。

むきだしの手足などの血管が収縮すると、行き場を失った血が全身の血管に圧力をかけ、血圧を上昇させると考えられています。

寒さによる血圧上昇の対策

室温は常に18度以上にすることが理想です。

特に重要なのが、血圧が急上昇する朝。

起きる予定の１時間前から24度設定にして室温を上げておくと、朝の血圧上昇を４ミリ抑えられたという研究もあります。

朝の室温を特に意識しましょう。

また冷たい床などに触れて手足が冷えることがないよう、手袋やスリッパを活用しましょう。

断熱工事はとても効果的です。

断熱改修の費用が３分の１以上補助されるケースもあります。

補助金が支給される条件については､国土交通省やお住まいの自治体のHPなどから確認してみてください。