【トリセツショー】リンパよしよしケアでむくみ解消！リンパのトリセツまとめ（6月22日）

2023年6月22日の『あしたが変わるトリセツショー』で放送された、「顔&足のむくみ解消！リンパの取扱説明書」をまとめたのでご紹介します。

健康と美をつかさどる謎の組織！今日のトリセツショーは「リンパ」に注目します。

リンパの仕組みと役割を可視化することで、これまでの常識を覆すリンパケア法にたどり着きました。

顔や足のむくみを簡単に解消するトリセツ技や、リンパに関する最新情報が続々登場します。

※画像出典元：あしたが変わるトリセツショー

トリセツ流リンパの取扱説明書まとめ

世界的に注目を集めている「リンパ」とは

近年、世界的にリンパの研究が進み、リンパがアルツハイマー病、緑内障、腸炎、心疾患、骨折の治癒など、私たちの健康に深く関係していることが分かってきました。

私達の睡眠中にリンパが流れ、脳の老廃物を洗い流しています。この働きが衰えるとアルツハイマー病につながる可能性が報告されています。

リンパ管は全身に網目状に張り巡らされ、末端(頭や手足の先)から鎖骨の下へ一方向に流れています。リンパが健康と美に深く関わる理由は、その役割にあります。

＜体の下水道＞

「リンパ管」は全身の細胞から不要な水分やタンパク質・脂質など大きな老廃物を回収します。水分は血管にも回収されます。老廃物はリンパ管を通る間に主に白血球に分解されて、 きれいな状態で鎖骨の下の静脈に合流します。

＜免疫の要＞

「リンパ節」で体の中に入ってきた病原菌などをせき止め、免疫細胞で攻撃します。風邪をひいて「リンパが腫れる」のは免疫がそこで働いているからです。

リンパの渋滞はむくみを引き起こす

体のむくみの主な原因は、回収できない水分です。

※むくみはリンパだけでなく 血管、心臓、腎臓、代謝疾患に由来することもあります。

血液はポンプとなる心臓によって速く流れるのに対し、リンパは、弁と周りにある筋肉によってゆっくりと流れます。

歩くなどして周りの筋肉が動くとリンパ管の中の液体が動き、それが逆流しないよう弁が食い止めているのです。そのため、ゆっくりとしか進まないのです。

血液は全身を４０秒ほどで一周するといわれるのに対し、リンパは足先から鎖骨まで数時間かかるといわれています。流れの遅いリンパは重力に弱く、立ちっぱなし、座りっぱなしだとすぐに渋滞を起こします。

すると、体にたまった水分が回収されにくくなり、むくみが起きるのです。

リンパはやさしく鎖骨に向かって一方向に流す！

リンパを流すポイントは２つです。

リンパ管が皮膚の表面ギリギリまで張り巡らされているので、リンパは優しくなでるだけで十分です。

また、リンパ管に２～３mm間隔で逆流を防ぐ弁があり、その方向にしか流れないので、必ず末端から鎖骨に向かってなでるようにしましょう。

むくみ解消に5分でできる！リンパよしよしケア

寝起きの顔やフェイスラインもすっきり！夕方の足のむくみも解消してくれるリンパよしよしケアのやり方です。

顔のリンパケアのやり方

足のリンパケアのやり方