
2020年8月2日のTBS系『健康カプセル!ゲンキの時間』で放送された「紫蘇(シソ)」の健康効果とおすすめレシピの作り方をご紹介します。日本人が大好きな薬味として定評のあるシソには、βカロテンが豊富で、美容や健康効果が盛り沢山!
シソの5大健康効果
日本食には欠かせない薬味のシソ(大葉)。
実はビタミンA、ビタミンC、ミネラルやβカロテンなどの豊富な栄養素が含まれています。
また、シソ独特の香り成分である「ベリラアルデハイド」、「リモネン」には殺菌作用と抗菌作用があり、これからの時期は食中毒の予防にお弁当などに入れるのもおすすめ。
そんなシソには、整腸作用・美肌効果・認知症予防・血流改善・がん予防といった5つの健康パワーがあるのです。
整腸効果
シソの香り成分には腸をキレイにしたり、胃腸の動きを活発にしてくれる効果があります。
美肌効果
シソにはβカロテンが豊富に含まれており、シミの要因となるメラニンの生成を抑制する働きがあるといわれています。
また、ビタミンCも含まれているので相乗効果で美白効果も期待できます。
認知症予防効果
大葉の種子から抽出されたエゴマ油には、「a-リノレン酸」が含まれています。
このa-リノレン酸は、体内で分解されると「EPA・DHA」という栄養素を生成し、老化で働きが弱くなった脳の神経細胞を活性化させる働きがあるため、認知症予防に効果的なのです。
血流改善効果
シソに含まれる「ロズマリン酸」という成分はポリフェノールの一種で、免疫機能を正常に保ち、血液をサラサラにし、血流を改善してくれる働きがあります。
がん予防効果
シソのβカロテンは野菜の中でもトップクラスの含有量。
抗酸化作用が高く、視覚、聴覚、粘膜や皮膚を保護し、抵抗力も強くする働きがあり、がん予防に役立ちます。
おすすめ!シソを使ったレシピ
男の青じそ丼
しそ | 20枚 | しょうゆ | 大さじ1 | おろしニンニク | 小さじ1 | 温泉卵 | 1個 |
- 青じそ20枚をハサミで細かく切り、ご飯の上にまぶす。細かく切ることで香りのカプセルがはじけて香りが広がり、食欲増進効果がアップします。
- しょうゆを回しかけ、ニンニクをかける。
- 温泉卵を乗せたら完成です。
豚ロースの大葉香り揚げ
豚ロース | 2枚 | 青じそ | 70枚 | 卵白 | 2個分 | 片栗粉 | 適量 | 塩 | 少々 | こしょう | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
- 青じそを千切りにし、片栗粉をまぶす。まんべんなくまぶすことで豚肉につきやすくなります。
- 豚ロース肉に軽く塩をふり、小麦粉、卵白の順につける。
- 片栗粉をまぶしたシソを豚肉にまとわせ、160度の油で揚げる。油で揚げることでβカロテンの吸収率がアップします!
- 油を切って、お皿に盛り付けたら完成です。
赤紫蘇ジュース
赤じそ | 300g | 砂糖 | 300g | レモン汁 | 120㏄ | 水 | 1.8リットル |
- 赤じその茎を取り、軽く水で洗う。
- 沸騰したお湯で1分煮出す。
- 色が緑になったら、赤じそを鍋から出す。
- 葉に残ったエキスも絞る。
- 砂糖、レモン汁を加えて混ぜる。
- 炭酸水や水で1:1の割合で割ったら完成です。
シソの万能美肌ソース
シソの万能美肌ソースの作り方についてはこちらの記事でまとめています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
健康カプセル!ゲンキの時間(2020/08/02)
放送局:TBS系列
日曜7時00分~7時30分
出演者:筧利夫 西尾由佳理、 他
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