2018年7月13日放送のTBS系『ビビット』では、小林メディカルクリニック東京院長で腸のスペシャリスト、小林暁子先生が教える”寒暖差便秘”を解消する3つの習慣が特集されました。
番組で紹介された情報をまとめたので、参考にしてくださいね。
寒暖差便秘とは
私たちは温度変化や湿度変化のストレスにより、たくさんのエネルギーを消耗します。
特にこの時期は暑い屋外からクーラーの効いた室内に入り、急激な寒暖差を感じることが多くあります。
その結果、自律神経のバランスが乱れ、体調不良になってしまうのです。
便秘症状もそのひとつです。
寒暖差は胃腸にも影響を与えるので、いつもより消化や吸収が上手くいかなくなり、胃痛や便秘の原因になってしまうとのこと。
これが寒暖差便秘と呼ばれるこの時期に女性たちを悩ませる症状なのです。
そこで今回は、腸のスペシャリスト小林暁子医師が実践する便秘解消の3つの習慣について教えていただきました!
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食生活
便秘と言えば食物繊維が大切です。
小林先生は”携帯焼きのり”を常備し、食事にトッピングしたり、ちょっとした空き時間に海苔だけでぱくっと食べているそうです。
海苔は食物繊維の中でも水に溶ける水溶性食物繊維を多く含んでいます。
水溶性食物繊維は主に海藻やこんにゃく、モロヘイヤなど粘り気のある食材に多く含まれており、腸内環境を整えて便を柔らかくする作用もあるのです。
海苔はそれらの中でも胃の中ですぐにバラバラになるため、栄養が吸収されやすくなっているとのこと。
小林先生は、例えばサンドイッチを海苔で巻いたり、市販のおにぎりなどにもさらに海苔をプラスして食べているのだそうです。
他にも、キウイフルーツも同様に水溶性食物繊維が多く、この時期は紫外線対策にもなる食材なので、積極的に摂るのがオススメとのこと。
頭皮マッサージ
頭皮をマッサージすると自律神経のバランスが整い、リラックスする効果があります。
それにより、腸を含めた消化器官の動きが良くなり、便秘解消につながるのだそうです。
小林先生のクリニックでは、スタッフの方々も空き時間があれば頭皮マッサージを行っているとのことでした。
やり方は、手を握って指の関節の部分を使って頭を軽く押しながらマッサージします。
リンパ管が頭全体に張り巡らされているので、自分で押して気持ちいいと思うところをマッサージするのが効果的とのこと。
腸上げストレッチ
加齢による筋力の低下や、暑さによって運動不足になるなど、お腹周りの筋力が衰えてしまい、腸が本来あるべき位置よりも垂れ下がってきてしまいます。
それにより、便が腸内をスムーズに流れなくなり、便秘につながってしまうのです。
そんな下がり腸の改善エクササイズをご紹介します!
1、仰向けになり、膝を立てる。
2、そのままお尻を上げて
20秒間キープする。
腸を上げるだけでなく、便を出すときに必要な骨盤底筋を鍛える効果があります。
1、四つん這いの状態から
片足を胸に引き寄せる。
2、引き寄せた足を
後方、上に向かって伸ばす。
3、このまま10秒ほどキープする。
左右変えて両足行ってください。
まとめ&感想
女性だけでなく、50代以上になると男性でもストレスや運動不足が原因から便秘に悩んでいる人も増えるそうです。今回紹介された対策法はどれも簡単に行えるので、気が付いたら行うようにしたいと思います。皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね。
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