2018年4月1日放送のTBS系『健康カプセル!ゲンキの時間』では、姿勢の悪さが及ぼす体の不調を特集!姿勢の悪さを放置することで起きる腰痛やひざ痛などの悩みを解消する方法を教えてくれました。痛みだけでなく、姿勢が悪いと老けて見える原因にも!
番組で紹介された情報をまとめたので、参考にしてくださいね。
姿勢が悪いと体の不調を引き起こす!?
人間の頭の重さはだいたい体重の約1/10と言われています。
14ポンド(約6.3キロ)のボーリングの玉は約60キロの体重の人の頭の重さとほぼ同じです。
つまり、人はこのボウリングの玉を常に乗せている状態。
頭の重さが首や肩、背中に大きな負担を与えているのです。
長時間悪い姿勢を続けることで、背中本来の理想的なS字カーブが崩れ、頭が前や後ろに傾いてしまいます。
それにより、首に大きな負担がかかり、僧帽筋などが緊張し、血流が悪くなってしまい、肩こり、首コリ、関節痛、腰痛などの原因になってしまいます。
他にも、つまずきやむくみ、逆流性食道炎といった内臓の不調に繋がることも…
そんな姿勢の悪さには、主にカメタイプとゴリラタイプがあるとのこと。
次にこの二つのタイプの違いとチェック方法についてまとめていきます。
カメタイプの姿勢
骨盤が後傾し、頭が前に突き出る、いわゆる猫背の人です。
主な原因はパソコンをのぞき込むなど、長時間の悪い姿勢にあるそうです。
カメタイプで起きる不調
肩こりや首の痛み、ひどい時には頭痛が起こることも。
また、背中が丸まると深呼吸をしにくくなり、血液の循環が悪くなるのでむくみやすくなります。
カメタイプのチェック方法
1、壁に向かって椅子に座ります。
この時つま先とひざを壁につけるようにします。
2、次に、つま先とひざをつけたまま立ち上がります。
カメタイプの人は重心が前にあるため、この状況で立ち上がることが出来ません。
ゴリラタイプの姿勢
カメタイプと逆で骨盤が前傾し、反り腰になっている人がゴリラタイプです。ハイヒールをよく履く人は要注意!上半身でバランスを取るため、反り腰になりがちなんだそうです。またメタボの人もお腹の重さでバランスを取ろうとして反り腰になってしまうとのこと。
ゴリラタイプで起きる不調
反り腰になると大腿四頭筋や腸腰筋が凝り固まり、立つ際に無意識にそれらをかばってしまい、腰痛、ひざ痛、股関節痛などを引き起こします。特にひざに負担がかかるとバランスが悪くなってしまい、つまずきや転倒の原因になってしまいます。
ゴリラタイプのチェック方法
1、足を肩幅に開き、片足を一歩前に出します。
2、ひざを曲げながら腰を下げます。
この時、前に出したひざは90度になるように意識し、背中が曲がらないように注意します。
3、ゆっくりとひざを伸ばし、元の位置に戻したら、もう片方の足も同様に行います。
ゴリラタイプの人は上半身をまっすぐに保てずに体がふらついてしまい、この動きが難しいのだそうです。
プロのカメラマンが教える姿勢の正し方
ミスユニバース東京大会の公式カメラマンを務めたプロカメラマン木村武士さんがキレイに見える立ち方を教えてくれました。
まずは外から見られているという意識を持つことが大切とのこと。
そして猫背の人は片足を前に出すと、体が不安定になるため、上半身でバランスを取ろうと自然と背筋が伸びるのだそうです。
実際に番組でもこの方法で姿勢を治した3人の方たちが、若々しい印象に大変身することが出来ました!
姿勢正す壁スクワットのやり方
まとめ&感想
姿勢が悪いと確かに見た目に大きく影響してきますね。スッと背筋を伸ばすだけで、なんだかかっこよく見えたりします。また、姿勢を正すことで腰痛やひざの痛みに効果があるというのは嬉しいですね。見た目も若返り、快適に過ごせるよう、ぜひ試してみてくださいね。
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